目次
作品ストーリー
神秘的な四国、高知の山奥に広がる、ひととあやかしが共存する最後の隠れ里、茂伸(ものべの)。
そのものべので新設された「旅館あやかし」にて、仲居として勤務する大禿のちせは、遊郭での成長を背景に持つ。水揚げ前にあやかしになってしまった彼女でありながら、その圧倒的なおもてなし技術と真心を込めたサービスで、修羅場を乗り越えてきたあなたを心から慰めます。あなたの乱れたヒゲを整える革砥とカミソリのリズム、火鉢で焼かれる肉の焼ける音、サザエの躍る音やそれに注がれる酒の注ぐ音。そして、遊郭で磨き上げられた座敷遊び――「五重塔」や「投扇興」の華麗な音が続く。疲れた耳には、ヘチマ水のさらりとした音での癒しを。
ちせの手から生まれるさまざまな音の中、彼女の特別な耳かきはあなたを深い眠りへと誘います。そして、ちせの夜の語りは、古き良き時代の遊郭の風情を、静かにあなたの心に届けてくれることでしょう。
あやかし紹介
廓で生を受け、廓で過ごす運命だった。しかし、「大柄」であるという単なる特徴から、一枚の姿絵が遺されることとなり、”大禿”というあやかしの存在となった少女、ちせ。
彼女は安らぎを求め、ものべのの地に流れつき、「旅館あやかし」の仲居として新しい生活を始めます。そこで彼女は、自身の大きさを見過ごし、心からの温かさで迎えてくれる素敵なお客様――あなたとの出会いを果たします。
その陽気な笑顔や遊郭で身につけた洗練された接客スキルの裏に、時折滲むちせの繊細な心の動きや本音。それを感じ取りたければ、お耳を傾け、彼女のささやかな言葉や息づかいに耳を澄ませてみてください。
ちせの心の音や言葉が、確かにあなたを癒やし、安心へと導いてくれるはずです。
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